昆山市亭林園

昆山亭林園は江南水郷である昆山市内の北西の隅に位置し、1936年、この地の名士顧炎武を記念し、字の「亭林」がつけられた。この庭園の歴史は長く、豊かな文化があって、国家AAAA級景勝地に認定されている。

亭林園には山や川、透かし窓、東屋、草花、樹木などがバランスよく組み合わせられ、江南園林の味を醸し出している。昆石と瓊花、双頭蓮は玉峰の三つの宝とされている。三つの宝に囲まれているのは「三館」と呼ばれている顧炎武記念館と昆曲博物館、昆石館である。山紫水明で大自然に馴染み込んだ景物は、水に囲まれ、山と川が映し合い、その中を歩けば歩くほど、景色が変わっていき、何とも言えない綺麗な場所である。

写真提供:金のカマキリ