秦淮非遺館

南京秦淮区は古くから多くの「無形文化遺産」が集まる場所であり、さまざまな「無形文化遺産」をテーマとした展示会が開かれ、南京の文化脈絡を伝承している。秦淮・非遺館の完成は、無形文化財の展示販売、インタラクティブな体験、伝承交流、活性化利用を中心とする文化観光の複合体の出現を意味する。

秦淮非遺館は南京秦淮区鈔庫街21号に位置し、南京の非遺体検体センターです。総面積は約7400平方メートルであり、館内の展示項目は135種類に達し、その中には世界的な「無形文化遺産」である昆曲、南京雲錦織造技術、琴芸術、中国彫版印刷技術、中国切り紙など42項目が含まれている。国家級の秦淮灯会、南京白局などの17項目、省級の「無形文化遺産」が25、市区級のが51あり、「無形文化遺産の百花園」とも呼べる。

非遺館全体は3階に分けられ、第1階は「雅俗天趣体験区」となり、南京風味美食、伝統曲芸、手作り工芸などの様々な方面をカバーしている。

第二階の「中華天開体験区」は南京及び全国各地の特色の非遺産項目を網羅して、例えば中国の紙切り・南京の紙切り、縄の結び目、チベット族の紙作り技芸、昆曲や京劇や揚劇や瓊劇などがある。

また「百芸天逸体験区」が地下一階にあり、ここでは古琴などの伝統楽器展示や公園、伝統武術、金陵中医学推拿術などの中医学医術、また民間文学伝説、伝統演劇フェースなどの絵画文化が体験できる。他には様々なテーマ展示室もある。

南京非遺体検体センターは展陳が図文、実物、視聴覚、手作と交流を一体とし、「非遺の饗宴、古都の宝典、生きた状態の体験、多次元の展示」という鮮明な特色を体現している。