水郷江蘇ー夏、水と触れ合う旅

真夏の江蘇省では、連雲港や南通で海水浴、そしてご当地の海鮮グルメを堪能しよう。また、塩城へ足を延ばし、「海塩歴史文化観光区」で遊びながら、海塩関係の歴史や民俗文化と触れ合い、その後に「水城」と呼ばれる泰州で食べ歩きを楽しむ、という夏の旅行が最高。

南通「海上のヴェネチア」リゾート

「海上のヴェネチア」南通は啓東市(けいとうし)にあり、ホテル、会議、飲食、娯楽、スポーツ、商業が一体となった総合リゾート地である。

「海上ヴェネツィア」にあるホテルは南通でもっとも豪華な設備で、そばに3.5kmの海岸線があり、そこには水上レストランがあり、青い海一望しながらし食事を楽しめる。

朝は静かな浜辺は日の出を楽しみ、日中は屋外プールで汗を長足、夜は水上レストランで、夕日を見ながら食事を楽しむ。夜は波の音を聞きながら素敵な部屋で眠りに入り、朝目覚めて海を一望しながら新鮮な空気を深呼吸、最高の休日の始まりだろう。

連雲港蘇馬湾サファリパーク

一般的な海浜公園とは違って、蘇馬湾サファリパークは山と海の両方があり、青々とした山に鳥がさえずり、花の香りが満ち満ちている。また一方で、砂浜には一面の青い海が広がり大海が心を落ち着けてくれる。

蘇馬湾の海は山に囲まれているため、中国で数少ない綺麗な海として有名で、しかも観光客が少ないので、とても静かでのんびりと海景色を満喫できる。

塩城海塩歴史文化観光区巡り

漢王朝時代(紀元前202年ー紀元前263年)、今の塩城市では海水を煮て食塩を作る工房や塩流通用の河道で賑わい、「塩城」と呼ばれるようになった。二千年の海塩産業の歴史は、塩城市の様々な場所で濃厚な海塩文化を育くんだ。

「シフゾウ」や「タンチョウ」を見るために塩城へ観光に来るのも良いが、海塩歴史文化観光区で塩城市の「海塩文化」に関連する民俗文化に触れるのもオススメ。また、観光区内の川沿いに作られた水上商店街「水街」は観光や、お土産を見つけるのに最適。

水街ー泰州のスローライフ

泰州は江蘇省中部に位置し、市内に水路密集し湖が多いため、「水城」と呼ばれ、物産も多く、生活環境が安定している為、人々はゆとりを持ち生活を楽しみ、街中にはのんびりした雰囲気を漂っているので、「慢城(スローな街)」とも呼ばれている。

泰州人は午前中に早茶(飲茶)を楽しみ、お茶を飲みながら、蟹ミソ小籠包、厚切湯葉の千切り、魚湯麺などのご当地軽食を一緒に食べる事が多い。

この軽食はそれぞれ少量で、順番も決まっているので、いくら美味しくても、食べ過ぎてお腹一杯にはならない。また店内では中国伝統的な寄席が行われる事が多く、意味が分からなくても、雰囲気を十分に楽しむことができ、とても心地よい時間を過ごせる

泰州で飲茶文化を体験するには、泰州姜堰市の「溱潼古镇」がオススメ。本場の泰州飲茶を味わいながら、沢山の種類の軽食も楽しめる。溱潼古镇は溱湖湿地公園と隣接しているため、夏は涼しく、避暑地としても広く知られている。