山と水の余暇の街、徐州春の旅

雲龍湖(うんりゅうこ)観光エリア 

雲龍湖景観エリアは徐州市南部に位置し、雲龍湖と雲龍山の大自然で構成され、文化面においては漢王朝文化、歴史遺跡、偉人遺跡等の文化観光も集結した、観光、リゾート、科学普及の多機能な総合シーティパークである。

雲龍湖は三面を山に囲まれ、連なる山脈の麓に広がる湖が遠くまで広がり、心を癒やしてくれる景色になっている。春、湖の周りを散歩すれば、緑に染まった山と碧い湖面、足元には春を感じさせる満開な花が、絵のような景色を作り上げ、一日中居ても飽きることなく、春を十分に満喫できる。

沈水廊道(ちんすいろうど)

沈水廊道は雲龍湖エリア内で最も面白い観光スポット。文字通り水中に沈んでいる道で、道路両側が高いガラスで囲まれている。水中にある「沈水廊道」では、歩きながら水中の生き物が水中植物の間を泳ぎ回っているのがはっきり見られる。現在、中国で最も長い沈水廊道である。

雲龍山(うんりゅうざん)

雲龍山は江蘇省北部の名所。雲龍山には大自然だけではなく、歴史や文化の観光名所も豊富にある。北魏時代に作られた大仏や唐と宋王朝時代の石岩壁彫刻、宋王朝時代の文豪蘇軾(そしょく)に関連する史跡、明王朝時代の興化禅寺、清王朝時代の大士岩(仏像)等の文化遺産などの歴史遺跡が数々。中国歴史の興味がある方は、ぜひ一度雲龍山で歴史文化を堪能してください。

展望台

展望台は雲龍山の山頂にあり、建物が山の形に沿って建てられている。素朴で古風なデザイン。ここでは雲龍山景観エリアの全容を見渡せ、同時に徐州市全体を眺めることも出来る。

 

刺激的なロープウェイ

雲龍山ロープウェイは全長1,200メートル、高さ88メートル、雲龍山脈の全体を突き抜けるように作られている。西側スタートし果樹盆栽園で花や若葉を楽しみ、途中に山頂の展望台を経由し、終点は東側にある彭祖園の真向かいに到着するのでロープウェイを降りた後は、彭祖園で桜を楽しむ事も出来る。ロープウェイで雲龍湖、雲龍山を空から見下ろす刺激な体験をぜひ一度試して見てください。

江蘇省北部に位置する徐州は中国南部の秀麗さも保ちつつも、北部の雄大さも感じられる場所である。2,500年間の歴史と、5,000年の歴史文化の影響を受け、徐州を味わい深い街にした。春には徐州の山や湖を遊覧し、漢王朝から残した遺跡を巡れば、中国の旅、徐州の旅を満足することが出来るだろう。