南京溧水第五回秦淮源頭灯会が正式に点灯

2022-01-01

1月1日午後6時44分、会場の観客のカウントダウンの歓呼の中、300近くの孔明灯が永寿坊街でゆっくりと空高く昇った。同時に、全区76セット、万千の飾り提灯も一気に点灯し、色とりどりの灯りが南京南部中心部である健康で活力あふれる新城――溧水都市の上空に輝しく映っており、第五回秦淮源頭提灯祭りが正式に点灯することを意味している。この提灯祭りは2月18日までに開催され、市民観光客は百里秦淮の源で光と影の魅力と濃厚な新年の雰囲気を楽しめる。

今回の提灯祭りは「美しい溧の未来を輝かせる」をテーマとし、主に「四区両河」をめぐって展示されている。即ち、宝塔公園、通済街、状元坊公園、永寿坊街区、南門河、護城河であり、計76セットの飾り提灯が設置され、新型省エネランプセットを採用し、エネルギー消費量を効果的に削減する。紹介によると、宝塔公園は今回の提灯祭りの核心エリアで、伝統的な提灯を主として展示され、計15セットの飾り提灯が配置されている。400年以上の歴史を持つ永寿塔の下で、大型ランプセット(飾り提灯のセット)である「春を迎える瑞虎」はキラキラと輝き、長さ11.5メートルのランプセットで十二支が正月を祝う風景を呈している。体格が大きく威厳のある1匹の虎がセンターに立って、とても迫力がある。高さ7メートルの「虎頭帽」は現代の照明技術を採用し、観光客が「虎頭帽」の下に来ると、すぐにその頂部のスポットライトの焦点となり、キラキラと登場する視覚効果を示している。また、「名人賀溧水」は流れる水や橋などの要素を生かし、白季康、周邦彦、兪栗、崔致遠など多くの溧水の歴史上の有名人に、時空を越えて一緒に月見や花見をさせたりして、にぎやかで非常に有意義な文人の集まりを見せている。

提灯祭り期間中、溧水はまた多彩な文化イベントを開催する予定である。跳馬灯、打社火など地方の優秀な伝統文化活動があり、国家級無形文化遺産の駱山大龍巡回展示があり、灯謎当てや民間書道家が楹聯を書いたりするイベントがあり、農家楽(農家の古くからの日常の楽しみ)のほうも賑やかに油鍋を開いたり、米餅を蒸したり、団子を作ったり、玄米を揚げたりして、豊富多彩で新年の雰囲気でいっぱいだ。また、洪藍傅家辺、東屏長楽の苺ビニールハウスでは、甘くておいしい苺が人によだれを流させる。傅家辺の万ムーの梅も咲き乱れる。初春の無想山は緑豊かで、生気があふれている。新年に溧水に来て、明かりがあかあかと輝くな盛景を堪能できるのみならず、更に南京の新年の雰囲気の最も濃い詩画の田園が体験できる。