2022年、江蘇6つの古典庭園は無料で公開されるので、江南の魅力を体感しに行こう!

2022-02-22

2021年6月より、南京莫愁湖公園、徐州戯馬台、泰州喬園、常熟方塔園、曽趙園、如皋水絵園など6つの古典庭園が、第1陣無料開放試験区としてリストアップされ、2022年1月1日より全公民に開放することになる。

2021年を振り返り、私たちは何回も山川や渓流、鳥や虫の鳴き声に囲まれ、江蘇の包容力、静かさと素晴らしさを感じていた。2022年、如皋水絵園、南京莫愁湖公園、徐州戯馬台、泰州喬園、常熟方塔園、常熟曽趙園が第1陣の古典庭園無料開放試験区となり、より美しい江南の風情が繰り広げられる。

  • 南京莫愁湖公園

莫愁湖は南京の主な都市エリアにある「都会の中の隠れ家」的な景勝地である。 莫愁湖公園内を歩くと、あちこちに東屋や楼閣、曲がりくねった回廊や高殿があり、静かな湖面と垂れ柳、江南の古典庭園の趣がある。この風景と繋がっているのが、莫愁湖の文化的な魅力である。春には海棠、秋にはハスを楽しめるほか、年間を通じて書画展、奇石・美石展、詩詞歌賦などの文化活動が次々と行われ、莫愁湖にさらなる文化的意味合いを持たせている。

  • 徐州戯馬台

戯馬台は、西楚の覇王である項羽の歴史を辿ることができる、我が国に残る数少ない重要な遺跡のひとつである。戯馬台のレイアウトは、丘陵の地形に沿って徐々に登っていくように建てられ、高さが様々だが、それはそれで趣がある。 山門を潜ると、照壁に篆書体で「抜山蓋世」という大きな字が刻まれている。 また、東側の高台基には、「覇業雄風」の文字が刻まれた巨大な銅製の鼎が置かれている。

  • 泰州喬園

工夫を凝らした設計と長い歴史を持つ喬園は、「淮左第一園」と呼ばれ、泰州市繫華街の奥に隠れた物静かな景勝地である。庭園専門家の陳従周氏は、「日渉園」(現在の喬園)は江蘇省北部に現存する最古の庭園であると語った。

  • 常熟方塔園

方塔園は常熟古城の東端に位置し、園内の建築物は皇室庭園の文脈と趣もあれば、江南園林の紆余曲折と変化もある。曲がりくねった橋と楼閣、窓付きの回廊と水際の東屋、山・石・花・木など、それぞれの良さを引き立てる。

  • 常熟曽趙園

曾趙園は、曾園と趙園という二つの庭園を合わせた名前である。二つの庭園は隣り合わせに作られ、どちらも虞山を景観とし、水を主体としており、池を中心に見どころが作られ:参差錯落で山と水が織りなす素晴らしい庭園風景。

  • 如皋水絵園

水絵園は水で園の風景を成し、古い城壁に沿って建てられ、「我国江南園林建築の孤本代表」と呼ばれている。かつての主人である冒辟疆は才能で名を馳せ、名を残している上に、容姿も整えて格好いい。そのラブストーリーは世間の人に良く語られ、美談となった。