運博期間中は「団団」と「和和」がお出迎え！「風に乗り、波を切る」運博を楽しもう

9月22日から25日までの間、第四回大運河文化観光博覧会が予定通りに開催される。年に一度の「運河」の名が付いた博覧会の今年のサプライズと言えば、まず注目されるのはマスコットの「団団」と「和和」だろう。去年の肩を並べて大人しく座る姿から、今年の活気の溢れる踊り、観光客を熱心に誘い姿に変える。より開放的、包容的、ファッションな第四回運博会は、あなたの来訪を待っている。

大運河文化観光博覧会のマスコットである「団団」と「和和」は2021年に誕生し、女の子が「団団」で、男の子が「和和」だ。「団団」には一致団結の意味があり、「和和」は調和の意味が含まれ、大運河文化観光博覧会の「融合、創新、共有」というテーマにピッタリ合うのみならず、昔からの蘇州市の学問を重視し、開放的、包容的な風習、そして志が高く、調和される社会を求める考え方にも合致している。

美しい衣装に 「水韻」が芳しき漂う

千里流れる大運河は川沿いの人々の命の源である。ちょっと見ただけでも心の底より嬉しくなるような「団団」と「和和」も「運河」ゆかりの作品だ。マスコットの衣装及びアクセサリーの設計について、「団団」の髪飾りは蘇州市国家級無形文化財の代表である古琴の形で、「和和」の髪飾りは同じく国家級無形文化財である扇子制作の技法が採用されている。二人がそれぞれ手にしている扇子と絹の団扇も蘇州扇子の代表的な仕様である。

「水韻江蘇」観光プロモーション動画シリーズで最初から最後まで流れる『ジャスミン』はメインメロディーとして、いくら聞いても飽きが来ない。「団団」の服にはまさに江蘇省の省花と言われるこのジャスミンの模様が施されている。「和和」の方は蘇州市の市花の金木犀である。

こだわりのデザイン。「運河」は古今を繋げる

マスコットのカラーを選ぶ際、メインカラーとして赤と緑が選ばれた。この二色は桃花塢木版年画作品「一団和気」の代表的な配色であり、大運河都市文化帯の青春、情熱、創新的な雰囲気の象徴でもある。「団団」と「和和」の足元の波状の座も、大運河の途切れることのない波からインスピレーションを得た。大運河の心が打たれる物語を語りかけている。