南京で、アウトドア無限の面白さを体験

前書き

何時も都市で暮らしている人々にとって、アウトドアスポーツは既に贅沢なものになっているらしい。運動靴を履き、大きなバッグを背負い、登山杖を手にして、大自然に浸って自分の足で一歩一歩、小さな世界を測ることが好きな人もいれば、ドキドキする瞬間や冒険が好きで、心臓の拍動が速くなりながら興奮する叫び声が「青空を貫く」快感を楽しんで、日常生活に一曲の楽しいソナタを捧げることが好きな人もいる。

本文

南京といえば、多くの人は「博愛の都」、「世界文学の都」の名を思い出すのだろう。確かに、十の王朝がここを首都にしただけあって、南京の歴史的・人文的な薀蓄は言うに言われないほど深いものである。彼は賢明な老人のように、行き来する人々を優しく見守っている。彼に近づいてきたら、彼は軽く微笑みを見せて、自分の物語をゆっくりと語ってくれる。しかし、長い歴史を持つ町だとは言え、彼もまだ活気あふれている。若くて、自由を求める心を持っているのだから、少し落ち着いていれば、この町の特別な趣を感じ取れる。

挑戦金陵マトリックス

南京市の東に位置する聚宝山公園は江蘇省十大スポーツ公園の一つである。ここでは、公園内の四季折々の風景を楽しめるだけでなく、ハイキング、オリエンテーリング、マウンテンバイククロスカントリー、フロアカーリング等のアウトドアスポーツ項目もある。

公園の中央部に高空クライミング挑戦施設がある。これは現在中国における規模が最も大きい無動力エクストリームスポーツ項目で、「金陵マトリックス」と呼ばれている。建物の主体は6階の鉄骨構造からなっている。1階は子供向けの遊び場で、クライミングウォール、バランスプレート等19種類の施設が子供の創造力と根性を鍛える。2階から5階までは大人向けので、120種類の空のアクティビティは、どれも人々を絶叫させる。25メートルのバンジージャンプ、5階ほど高い高空ブランコ、1080度回転するクレージー滑り台、長さ180メートルほどあるフライングフォックス等、是非チャレンジしてみたいものだ。金陵マトリックスが欧州最高レベルだと言われるTUV検測安全認証を取得し、コーチ達も皆厳しい訓練、審査を受けたので、安全面について何も心配なく、思い切って走って、高い所を目指すがいい。マトリックスの頂上に登り、700平米もある展望台に立つと、果てない星空と聚宝山公園の美しい姿を一望できる。

娯楽南京歓楽谷

金陵マトリックスは冒険、挑戦、知育機能を兼ね備えていると言ったら、歓楽谷はドキドキとワクワクする戦場だと言っていい。歓楽谷は敷地面積が40万平米もあり、6大園区と分けられている。遊園地内に、夫々に趣が異なる各種の遊楽施設が設置されている。夢の中にいるように美しくて稚気が溢れて、子供連れの家族が楽しむのに相応しいものもあれば、十分なハイテク感を持ち、スチームパンク風のデザイン及びドキドキするゲームで人々の中二心をくすぐるものもある。ローラーコースターは歓楽谷の十八番である。「飛躍海洋」、「鉱坑サバイバル」、「掠食者」、「時光飛車」等に乗って、色んな姿勢で空を飛ぶのが体験できる。「天地双雄」、「ラッシュアワー」、「U-SHIP」はきっと貴方の最大限の叫び声を発させる。歓楽谷には、ロマンも欠席していない。観覧車はゆっくりと回って、都市の眺めが目の前に広がってやがて窄める。一つ一つの箱の中に、少年達のイチゴ味の思いが秘められている。紅葉や雲に覆われる栖霞山はまるで壮麗なオペラのようで、貴方の箱でピンクな夢が作られる。

自然バブロ生態谷

バブロ生態谷は秋風が吹き、爽やかな良い所である。南京市六合区に位置するバブロ生態谷は都心部と全く違う風景と趣を有している。北には龍山、西には仙人山があり、両山に抱擁されるこの桃源郷は大自然に恵まれ、綺麗な風景を持ち合わせていて、家族や友達と共に楽しむのに打ってつけだ。

写真by:バブロ生態谷

伝統的な漁家風の漁村には、彼方此方に蓑、漁網等の漁具が置かれてある。養魚池の岸に座って釣をして、気楽に漁家生活を体験できる。水に興味がないなら、畑の方に行ってもいい。収穫の時期だから、葡萄園で酔金香、ゴールドフィンガー、マスカット、サーマブラック等色んな種類の葡萄が採られる。どれも新鮮で汁に富んでいて、凄く美味しい。