9/17発 ウェルカム蘇州!【蘇州ハイライト】1日観光

上海から足を延ばして1dayトリップ!

世界遺産の街、蘇州。

点在する蘇州の定番スポットを効率よく巡ります。

蘇州が初めての方から、

蘇州の魅力を知りたい方まで、

日本語ガイドが見どころを詳しく解説します。

見どころ① 蘇州と言えば、「庭園」

蘇州観光と言えば、まず世界遺産「蘇州古典園林」を思い浮かべる人が多いでしょう。そんな蘇州の代名詞とも言われる「庭園」から今回の旅が始まります。

9世紀、唐代の詩人として有名な白居易。実は宮廷の高級官僚だったのですが、派閥抗争に巻き込まれ、地方に左遷されました。このときに長官として赴任したのがこの蘇州でした。白居易が造った運河は重要な物資運搬路となり、蘇州は名産のシルク、魚や米の流通で発展。明代には中国有数の大都市に成長しました。

蘇州が経済的に発展するにつれ、民衆の文化水準も上がり、今まで宮廷中心だった文化が蘇州で花開きます。今回訪れる「拙政園」の設計にも携わった「文徴明」を代表する呉派と呼ばれる文人の登場です。

そこで、裕福になった富豪たちが競うように造ったのが、文人の美学を表現した「庭園」なのです。明代庭園の傑作といわれる「拙政園」で、哲学にまで高められた中国の美意識を紐解くとともに、蘇州が栄華を極めた時代の豪商の暮らしぶりをご案内します。

見どころ② 日本の教科書にも載った漢詩を味わう「寒山寺」

日本でも除夜の鐘を突くお寺としても有名。唐代の詩人張継が、漢詩「楓橋夜泊」の中でこのお寺を詠んだことから、中国・日本からも多くの観光客が訪れてきました。長継の漢詩をご紹介し、都から地方に下った長継に想いを馳せていただきます。

見どころ ③虎丘で蘇州の始まりを知る

蘇州を造った呉王「闔閭(こうりょ)」の陵墓で、その時代の血で血を洗う復讐の歴史を知ります。また、敷地内にある北宋時代に建てられた雲岩寺塔は地盤沈下により傾いている事から「東洋のピサの斜塔」としても知られています。近くで傾きを実感!

見どころ④ 東洋のベニスを体感

マルコポーロに「東洋のベニス」と例えられた蘇州。虎丘から山塘街まで、舟から「水の都蘇州」の風景をお楽しみいただきます。白居易が運河とともに整備した山塘街【世界遺産】も散策します。