一枚の葉っぱから秋の到来を知り、林一面鮮やかに染まる常州・青楓公園

常州青楓公園には75種類の有色樹木があり、常州市にある最大規模の有色木の公園である。秋が深まると、園内の有色木は徐々に変色し、常緑樹と一緒に青空と白い雲に映し、鮮やかな秋を演出している。

有色木は季節によって色が変わるという特徴がある。秋以外の季節では、普通の樹木とあんまり区別がつかず、一面の緑色だが、秋になると、穏やかな日差しを浴びて、一瞬にして絵具のパレットがこぼれたように、橙、黄色、琥珀色、赤、紫など油絵や水彩画のような景色になる。今の季節、公園に色を与えてくれるのはニシキギとアメリカハナノキ(フリーマンメープル)で、公園にある砂ビーチの外側、大芝生、南広場は鑑賞にぴったりの場所である。

これから、温度が徐々に下がり、11月から12月にかけて、青楓公園の赤ブナ、イヌカラマツ、三角楓、紫薇、コナラなども多彩な姿に変わっていく。その他には梧桐、アメリカハナノキ、銀杏、百日紅、ナンキンハゼ、イロハカエデ、ニッサボク、ハゼノキなどの観葉植物も鑑賞期を迎える。落ち葉からでも、果実でも、秋の湖からでも秋の風情を感じ取ることができ、最も美しい龍城・常州の秋をアピールしている。興味のある方はカメラを忘れずに、公園に足を踏み入れ、一面に広がる鮮やかな葉っぱは秋風に靡いて、踊っているように見える魅力的な風景を楽しもう。