「この町はあまり大きくないが、この世の様々な幸せにあふれている」。かのマルコ・ポーロは700年前に泰州を巡り歩き、このように称賛しています。

泰州は古くから多士済済です。中国四大名著の一つである『水滸伝』を著した施耐庵や書画の大家である鄭板橋、京劇の巨匠梅蘭芳などは、泰州の優れた文化や芸術を代表する存在です。同時に泰州には、崇儒祠、城隍廟、光孝寺、安定書院、日涉園、望海樓、梅蘭芳記念館など、さまざまな文化的景観も残されており、これらはすべて古人の知恵や伝説が凝縮された成果であると言えます。

泰州でもっともおすすめなのが一面に咲き広がる千島菜の花です。近くを流れる小川から水蒸気が立ち込めることで、一面の萌黄色の花の海がゆらゆらと目に映ります。そんな菜の花を横目に小船が行ったり来たり……そんな美しい水郷の風情が訪れる人を感動させます。そのほかにも、もっとリラックスしたいなら古銀杏の森や溱湖湿地、水上森林、天徳湖公園などもおすすめです。綺麗な景色であなたの心を癒してくれるでしょう。