常州文化広場

 常州文化広場は、常州市錦繍路37号に位置し、そのユニークな外見により、落成時から常州の文化的ハイライトであり、都市の名刺となっている。

 これは6つのアーチ型の建物に囲まれた最も美しいドームで、美術館、図書館、芸術・文化センター、スターホテル、5Aオフィス、泊岸ビジネスを一体化した、斬新で代表的な都市公共空間である。まるで「拱橋の下にある都市のリビングルーム」のようで、都市の生活美学を凝縮し、常州の新しい文化的ランドマークとなっている。

 常州文化広場の企画・設計を担当したのは、ヨーロッパ及び世界各地で高い評価を得ているドイツのGMP建築事務所であり、地域文化からヒントを得て、拱橋の設計を参考にして、月をモチーフにしたのである。丁寧に彫られた石や素材、選びぬいた瓦や石のほか、川を中に走らせることで、彫刻性の高い建築群を構築し、江南の水郷ならではの小さな橋と流れる水の雰囲気を作り、川沿いにゆっくりと散歩や休憩を楽しめるように設計した。

                                            写真提供:美篇