嵌桃麻糕

 嵌桃麻糕は江蘇省南通地域の伝統的なお菓子で、清の光緒末期に誕生したと言われ、100年以上の歴史がある。2011年、「南通嵌桃麻糕の制作技術」が南通市レベル無形文化遺産リストに入選した。

 麻糕は胡麻粉、砂糖、炒め米粉、胡桃を使った、手の込んだもので、黄金色で繊細な歯ごたえと適切な胡桃の大きさ、ハートや蝶のようで美しい。それに、甘くて柔らかくほくほくした味で、胡麻もおいしい。口に入れるとすぐ溶けてしまい、余韻も長い。

                                         写真提供:本郷本土のあれこれ