星甸イスラム五香牛肉

南京市浦口区の星甸街道は回族が集まる場所である。清の中期以来、星甸の回族が作った熟食は有名で、その中で、イスラム(清真)五香牛肉が最も特色を持つ一品であり、三百年近くの歴史を持っている。その調理技術は既に南京市の無形文化遺産リストに登録された。

五香牛肉は食材にこだわり、野外で放し飼いにした地元の水牛の肉を使用している。安全で安心、赤身が多く、肉質がしっかりしている。繊細な鹵加工(塩水に五種類の薬味を加えて煮る)を経て作られた牛肉は高タンパク質、低脂肪が特徴で、五香の香りが鼻を抜ける。食べるときはナイフでスライスしてお皿に乗せればいい。色が透き通っていて、見た目がいい。長く噛むと、柔らかくておいしく、後味が甘くて香りがする。唐辛子のタレとゴマ油をつけて食べると、より美味しくなる。噛めば噛むほど、香ばしくなり、後味がいい。