塩城市博物館

塩城市博物館は60年以上の歴史を持ち、塩城の地方史と都市発展を研究・反映する総合博物館である。塩城市博物館の新館の総建築面積30,700平方メートルであり、収蔵、展示、研究、教育、サービス、交流を一体化している。歴史館、生態館、無形文化遺産民俗館、現代塩城館の4つの展示館から構成され、時間を軸とし、4つの方面から、より「立体的」な塩城をゲストに見せている。

天下塩城―塩城歴史文化展は、「天下」という視点から塩城の物語を語っている。淮安に隣接し、海に近く、北と南の合流地という塩城の地理的環境と、海水を煮て塩を作り、経済が栄え、文化が多様化している塩城の経済社会形態とを主に展示している。

海の韻―塩城生態文明展では、塩城の湿地、河川、森林の美しさをメインに、塩城の生態的な美しさに焦点を当てている。

水の秀―塩城無形文化遺産民俗展は無形文化を媒介として、塩城の人々の日常生活環境と地域の特色に富む民俗や生活習慣を集中的に表現している。

塩の翼―当代塩城建設展覧会は、塩城の最も代表的な新エネルギー・電子情報・自動車・鋼鉄・現代農業などの産業、全面的かつ開放的な発展計画、都市と農村の建設及び人々の生活水準の大幅な向上などを紹介している。

また、臨時展示館を二つ開設し、様々な種類とテーマの展示を行っている。新石器時代の刻紋陶壺、隋の時代の蓮弁紋八系罐、宋元の切塊盤鉄を代表とする国家一級文化財を多数収蔵し、塩城の長く、深い歴史を紹介している。

写真提供:江蘇微旅行、展示雲