連雲港老街

北は連島を望み、南は雲台山と繋がり、山と海に囲まれ、絵のように美しい。陸橋の起点で、海港の石城と呼ばれ、ユーラシアの橋頭堡に位置する。ここは、「万里の陸橋の第一の街」と呼ばれる「連雲港老街」である。中国風と欧州風が融合された老街は、至る所が一風変わっていて、情緒たっぷりである。

 

山城や石街、石の建物などを、老街は静かに見守っている。モミジバスズカケ、石で作られた建築物、四合院型の街並みなど、ここを歩けば歩くほど、映画のワンシーンに入り込んだような気がする。連雲港鐘楼は老街のランドマーク的な建築で、旧連雲港駅は観光客が必ず写真に収めたい人気スポットだ。隴海鉄路連雲港歴史博物館で、鉄道交通の発展を年代別に顧みることができる場所だ。老街を散策すると、過去の繁栄な様子が見え、歴史ごとの特徴ある時代の跡が残され、人的・文化的蓄積が全て老街の歳月に溶け込み、物静かに時代とともに生きている。

 

写真出典:連雲港老街、連雲港文広旅局