李公堤

金鶏湖湖畔の李公堤は湖に浮かぶ百年の長堤だ。全長は1400メートル、南は金鶏湖大道に面し、東は金鶏湖望湖、西は風情水街と内湖に接し、北に向けて深く金鶏湖に突き出して半島を形成している。李公堤は開放式の国家5A級観光区であり金鶏湖景区の重要な構成部分である。さらに同時に蘇州初の「中国特色商業街」でもあるのだ。

01開放式親水景観レジャー商業街区

李公堤は文化、観光、娯楽、レジャー、飲食、ショッピング、クリエイティブ、展覧などを集めて一体とすることで、流行と古典を同時に重視し、商業と文化を並行して進める開放式親水景観レジャー商業街区を打ち出している。

02水墨絵巻に描かれた昔の趣と現代のスタイル

歴史人文上の名高い事績「清廉の県知事李超琼、資金調達して堤を築く」、橋堤文化「九橋三碑二亭」、江南の水郷建築「白壁に黛瓦・曲欄と煉瓦彫刻」、そして臨湖公園「蘇州園林式水郷庭園」が金鶏湖の景観と江南文化を結合して一つにし、李公堤に深奥で生き生きとした一抹の彩りを添えている。

03伝統と現代が融合して織りなす両面刺繍

芸術について対話し、文化について交流する。李公堤老子広場、青年彫塑家交流センター、姚建萍刺繍芸術館、明・芸術館、粉画芸術博物館などの代表的文化施設は、どこに気ままに入っても時間を超えた歴史の深厚さと美学の含蓄を静かに感じることができる。

04未来の潮流と文化の気風

李公堤は前衛、新鋭、独立のデザイン美学集散地を打ち出している。「姚繍芸術生活空間」や多くのファッションデザイナーによるブランドセレクトショップにより、ここはおのずとファッションや流行の展示会場になっている。

05芸術展覧と文化クリエイティヴの異業種融合

李公堤は社会文化的効果・利益を備えたシリーズ物のブランドキャンペーンも打ち出している。中国美術館館長呉為山が総合キュレーターを務めた「蘇州・金鶏湖双年展」、フランス芸術院塑像院士作品展、国際パステル画芸術交流盛会、仏中文化交流作品展などの多くの大型展覧会、蘇州街画芸術祭、堤調de雅集、蘇州青年文化フェスティバルなどの現地の特色を備えたイベントを開催し、中国と海外の文化交流を推し進めている。