漁湾奇幻海洋館

港町連雲港初となる海洋がテーマの一般向け科学普及拠点、子ども連れ必見の海洋科学技術館――漁湾奇幻海洋館がやってきた。漁湾奇幻海洋館は海洋生物の展示、インタラクティブなパフォーマンス、海洋科学教育研究、海洋をテーマにしたアミューズメント体験を揃えてまとめ、さらには等身大ホログラム、VR、ダイナミック体験などのハイテクノロジーの力も借りている。好奇心の強さが知識の量を左右するのだ。
施設に入ってまず目に映るのは「砂浜回廊」と「海浜装備室」だ。装備室のなかには海洋に関する文化クリエイティブ産品のぬいぐるみがずらりと並んでいて、子どもたちの足を釘付けにする。館内では参観者たちはレール式スライドスクリーンを移動させて、海流の動きを観察したり、北太平洋暖流、黒潮、赤道暖流、潮汐、津波など様々な科学教育的内容を見ることができる。海が秘める数多くの謎の答えは、ここで見つかるはずだ。


続いて足を踏み入れるのは珊瑚の海だ。ここでは海洋の“精霊”たちと興味深い双方向体験が可能だ。タッチパネルを触って海の生き物たちに色を塗ることができるだけでなく、参観者たちは大スクリーンに生き物たちを放して絵を描く楽しみを体験することができる。


多種多彩な珊瑚の海を離れると、子どもたちは待ちきれない様子で海藻迷宮、海底世界へと入っていく。ここでは煌びやかで美しく幻想的な鏡面空間にどっぷりと浸ることができる。色とりどりで華やかなクラゲ、美しく神秘的な雰囲気が、海洋の奥深くへと果てない思いをかきたててくれる。


幻海奇航では没入型のキャビン探求学習をしよう。浅海からだんだんと中層、深海へと潜っていくと、アオブダイ、サメ、クマノミ、群生するサンゴ、スジエビなど、それぞれの海底深度の珍しい光景を味わうことができる。この神秘的な海底世界では、漁湾の霊龍がその姿を現し、参観者たちを彼のねぐらへと案内してくれる。そこには煌びやかな海底の花園のみならず古びた沈没船や神秘的な遺跡もあり、参観者たちはこの深海の秘境でなんの憂いもなく楽しく遊ぶことができる。


さあ、ともに漁湾の“深海”を漫遊しよう。大海の音を聞き、海洋の気迫を感じ、詩のように美しく宏大な命の歴史を体感しよう。