秦淮八絶

「秦淮八絶」とは、最も秦淮文化の特色が表れているとされる南京の8種の軽食のことで、具体的には永和園の「蟹壳黄焼餅」(蟹の形に似たサクサクの生地にゴマをまぶして焼いたもの)、「開洋幹絲」(千切り豆腐を鶏か蝦のスープで茹で、生姜とゴマ油をかけたもの)」、蒋友記の「牛肉鍋貼」(焼きギョーザ)、「牛肉湯」(牛のスープ)、六鳳居の「豆腐澇」(豆腐ゼリー)と「葱油餅」(ネギの入った油揚げ餅)、奇芳閣の「麻油素幹絲」(豆腐の皮の細切りのごま油和え)と「鶏絲澆面」(割いた鶏肉入り麺)、蓮湖糕団店の「桂花夾心小元宵」(餡入り小団子)、「五色小糕」(五色もち)、瞻園麺専門店の「熏魚銀絲麺」(熏製魚細面)、「薄皮包餃」(薄皮餃子)、魁光閣の「五香豆」と「五香蛋」(味付け玉子)のことを指します。