大明寺

揚州大明寺は蜀岡中峰にある仏教廟宇で文化古跡でもあります。園林と建物が一体化した景観は、「淮東一番」「揚州位一の名所」と言われています。

鑑真大師はかつて大明寺の住職で、後に伝道師として日中両国の文化交流に突出した大きな貢献をしました。1973年中国の著名建築家である梁思成氏が中国唐代の寺院建築として大明寺を参考にし、また大明寺内部に鑑真記念堂を建造しました。記念堂には鑑真大師の楠木坐像があり壁には大師の渡海様子を表した布画や、西安大雁塔、肇慶七星岩、日本九州秋妻屋浦、奈良唐昭提寺金堂の四つのシーンが展示されており、鑑真大師の生活や経歴を見る事が出来ます。