唐城遺跡

唐代の揚州城は中国で長安(現在の西安)、洛陽に次ぐ第三の大都市であり、手工業が発達し、盛んな商業、豊かな文化を有し、最大の貿易市場及び貨物の集散地となっていました。当時の揚州城は蜀岡によって「子城」と「羅城」に分けられ、子城は「衙城」とも呼ばれ、官衙署の所在地でした。一方、羅城は庶民が暮らしていた所です。今の唐城遺跡は「子城」のことを指し、現在中国で最もよく保存されている古城遺跡の一つです。歴史遺跡、文化景観、そして自然風景を一体化し、唐の揚州文明を味わうことができます。