西津渡

西津渡は鎮江城西の雲台山麓に位置し、破山桟道に沿って造られた歴史遺跡です。鎮江は唐代からの漕運の重要拠点で、交通の要衝でした。西津渡は当時の鎮江から江北までの唯一の渡し場で、地域戦略の重要な場所でもあり、元朝時代にイタリアの著名な旅行家マルコ・ポーロが揚州から鎮江を訪れ、西津渡に上陸したことがあります。

近代化の中で、今の西津渡はその港としての需要は少なくなって来たが、保存度の高い歴史的遺跡や風景を多く持ちます。西津渡古街には鎮江の文物古跡が非常に良い状態で保存されており、また最も集中した地区で、鎮江歴史文化名城の「文脈」と呼ばれます。