鎮淮楼

鎮淮楼は淮安市の中心に位置し、厳かに高々とそびえ、古色蒼然としている淮安のランドマークの一つ。明清時代には、淮安全域を縦に貫いている大運河が中国の南北交通の命の綱となっており、南糧北運とは、運河を使い淮安まで運び、長江を通り抜け、淮河を越え北上していく事であった。その為、漕運の船は淮安に着けば一安心で、漕運に関する官吏や商人などは、鎮淮楼に登り祭酒をして船の安全を祈願していた。