泰州望海楼

望海楼は泰州の鳳城河景勝地に位置する。南宋時代に最初に建てられ、「江淮第一樓」として知られている。ただし、建物を上って遠くを見ると、海の痕跡は一切も見えない。この建物は繰り返し破壊および建築され、ほとんどは乱世で破壊され、平和な世で再建された。再建後の望海楼は、高さが30メートル以上で、宋時代の建築スタイルを採用し、3階建ての環状回廊を持ち、中心部分の色は栗殻の色と青灰色の2種類で、古めかしく飾り気がないでエレガントである。3階は展示ホールで、常にさまざまな巨匠の絵画や書道作品が展示され、芸術的な雰囲気が漂っている。4階の展望プラットフォームに到着すると、欄干にもたれて遠くを眺め、風城河の川と空が接近し、対岸の桃園が一望に収めることができる。高層ビルが見えたり、古代の風景を楽しんだり、古代と現代を融合させ、立派なものが枚挙にいとまない。