河畔明珠清江浦

清江浦は淮安市の都心部であり、ここに里運河文化長廊、清江浦楼、大運河文化広場、淮揚名菜美食街など、多くの歴史文化観光地がある。

清江浦は1415年に開港し、明清時代には京杭大運河沿線に誉れ高く繁盛していた交通中枢、食糧貯蔵地と商業都市であった。今までは六百年余りの歴史を誇り、「南船北馬」、「天下穀倉」と称賛されている。

 

清江浦楼:

清江浦楼は1729年に建てられた。中国清の時代、清江浦楼は里運河畔にそびえ立って、行き交う船はすべて清江浦楼を方向標識としていた。中国の開国総理、周恩来氏は幼い頃の景色を「少年の頃、よくこの楼に登って運河の水色を観察し、天の風雲を仰いでいた」というふうに思い出した。2003年、政府は専門家を招いて旧清江浦楼と淮安地域の建築風格を配慮した上に、新清江浦楼を再建した。現在、新清江浦楼は淮安のランドマークとなっている。

 

清江浦観光地

清江浦観光地は里運河文化長廊の精髄である。600年の歴史を持つ清江浦は「千里運河第一浦」と賞賛されている。観光地内の中洲島にある清江浦記憶館は、明清以来の清江浦の600年の歴史発展経緯を示している。都市の記憶を再現することをメインに、情景再現及び映画・ドラマの表現手法を通じて、淮安の都市発展の根源を探り、昔の清江浦の繁華な盛景を再現した。