高鉄に乗って「無錫梁渓区」を巡る

「いちばん江南らしい」、「運河が見られる最後の場所」である無錫に行くなら、梁渓区に一度足を運ぶだけでいい。南長橋から船で清名橋まで行くと、1.6キロの運河段で、櫂を漕ぐ音が連綿と続き、青レンガの波止場に立ち込める靄には生き生きとした民俗風情画の趣が感じられる。

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夜の帳が下りると、清名橋から無錫の人々のナイトライフが始まる。流れ溢れる鮮やかな光のもと、南長街には飲み食いする男女たちが集まる。平凡な世俗の活気をじっくりと味わおう。

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秋や冬には、恵山の森林は段々と染まってく。古鎮をそぞろ歩きすると、おのずとのんびりとした気持ちになる。寄暢園のモミジは絢爛に色づき園内を満たし、杜鵑園の白壁には黄金に色づいた蔦が這う。恵山寺の前では古刹と古木が禅の境地を織りなしている。

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