泥塑(恵山泥人形)

泥塑(恵山泥人形)は無錫の恵山祠堂の中で発祥しており、歴史は悠久で、無錫の有名な民間芸術と特産物です。

恵山泥人形は「粗貨」と「精貨」の2種類に分けられます。「粗貨」は幸せの象徴を題材とすることが多く、最も代表的な泥人形は大阿福といい、その粗野でシンプルな造形と明るい色調は民間が祥瑞を祈り、魔よけして福を呼び、裕福に暮らすという願いを託しています。「精貨」は手捏ね人形であり、このような作品は主に伝統的な戯曲の登場人物、神話伝説、民風民俗に取材し、できた人形は生きているかのようで、色調が鮮やかで明るくなっています。無錫泥人形は独特な芸術造形、鮮明な民族・民間のこだわりと濃厚な江南の郷土の雰囲気で、国内外の各界各層に愛され、「無錫三宝」の一つと褒められています。