江浦手獅

江浦手獅は南京浦口特有の舞踊で、江浦手獅舞とも呼ばれています。その踊りの道具は、竹で骨格を作り、麻布と色とりどりの糸で獅子の模様に飾るものです。獅子の胸元と下腹部に木(または竹)の棒を立て、舞手の取り棒とします。獅子を操って踊る人数の制限がなく、一人でも踊れます。

普通の獅子舞には、一人が獅子の頭部を、一人が獅子の胴体と後部を操って上手く組み合わせて舞い踊りますが、浦口手獅は違います。浦口手獅では、各獅子は竹で骨格を作り、長さが約1.5メートルで、重さが約2.5キログラムなので、一人でも十分操れます。多くの獅子が集まって、競って踊る方が楽しいです。