春の相城に来て、素敵なデートへ

2020-3-26

「すっかり春めくこの世に、立てば花」、「すっかり春めくこの世に、万物は光り輝く」のように、今の江南では小春日和で、春の日が穏やかで、光が明るくなってきた。暖かい風が吹くと、ピンクの桃の花、白い梨の花、黄金色の菜の花と色とりどりのブルーベリーの花、桜、月季、チューリップが咲き乱れ、蘇州の相城も美しい季節を迎えてきた。国内の新型コロナウイルスに対する予防と制御の情勢が持続的に良い背景の下で、健康的な生活の概念はますます多くの人に注目され、求められてきた。イライラした心を落ち着かせ、想像以上の静けさを体験し、気楽な都市生活の魅力を感じ、心を純粋な休憩を得させるため、3月24日、「文体の旅に待ち合わせ 相城を心で感じ取ろう」および「春の相城の健康旅」発足式が馮夢龍の故郷、即ち相城の夢龍村で行われた。

桃の花の仙人が桃園を探る

「馮夢龍」の案内で、相城区文化体育観光センターおよび相城区文商旅集団の代表たちは桃園で偶然「桃の花の仙人」と呼ばれる唐伯虎と『警世通言・唐解元一笑縁』の中の「秋香」に出会い、桃園と春を共に楽しんだ。

3月の夢龍村では、柳の木が新芽を出し、田んぼが緑の新装を着、桃の花や梨の花、菜の花が咲き、ミツバチや蝶がひらひらと舞い、春らしい光景が広がっている。菜の花、月季花、牡丹、ホトトギス、桜、カイドウなどの相城の様々な花神に取り囲まれる中で、「唐伯虎」と「秋香」は馮夢龍の故郷で昆曲を語り、新時代の農業・文化・観光の融合による模範的な馮夢龍村を鑑賞し、才子佳人の良い風景を呈した。農耕文化園では、花に関する新しい物語が再現され、馮夢龍の代表作と言える『灌園叟晩逢仙女』のシーンの中の灌園叟は彼の花を大切に世話しており、観光客は遠くから花の香りを楽しんでいる。

この春の相城は、花が咲き乱れ、君を待っている。馮夢龍村のほか、陽澄湖観光リゾートと北太湖観光地は菜の花を観光するのに良い場所である。盛沢湖月季園と虎丘湿地公園内の月季、ツツジは次々と咲いて、色とりどりの花が美しく咲き乱れる。蘇州(中国)の花卉植物園には桜、カイドウ、牡丹など多くの花が咲き、園内の春の景色を華やかに彩る。

健康な自転車旅

唐伯虎と秋香の美しい愛情を体験した後、一風変わった「自転車に乗り相城の夢を明るくし、夢龍の新時代と新農村を期待しよう」というサイクリングのエコツアーがやってき、相城区文化体育観光センターの潘虹部長、文商旅集団の袁吉会長は自転車に乗り、社員全体と文商旅集団の従業員たちと共に馮夢龍の旧居、馮夢龍記念館、馮夢龍書院、売油郎油坊、馮夢龍農耕文化園、清蓮園、四知堂、徳本堂、新言堂、育成センターなどの馮夢龍村の特色ある所を味わい、田舎づくりの大きな成果を感じた。道中の農民が売っているふっくらとした青団や香りの溢れる麻餅など、全ては江南の田舎の生活の素晴らしさをあらわしている。

「健康的な中国」の呼びかけに応え、全国人民の健康運動を促進するために、相城区は書香公園、陽澄湖リゾート区美人脚(蓮の花島)、盛沢湖月季園、馮夢龍村、北太湖観光地などの特色ある春を楽しむ健康の歩き道を丹念に作り上げ、人民の日々に増大する素晴らしい生活への需要を絶えず満たしている。

夢龍書院で物事を悟る

馮夢龍は相城区の重要な歴史文化の有名人として、文学者、戯曲家であるだけではなく、一代の正直な役人でもある。馮夢龍を記念するために、現地では馮夢龍の旧居、馮夢龍記念館、馮夢龍書院などを修繕した。その内、馮夢龍書院は馮夢龍書院作および関連する研究文献の収集を核心とし、読書、蔵書、刻書、文化教育を一体に融合させ、馮夢龍の関連書籍を約万冊持っている。馮夢龍書院では、本を手にし、ソファーに座ったり、階段に座ったりして、物語を読むことにより、馮夢龍の精神世界に入って、出世間の道を悟った。墨憨斎では、木版印刷作品の挿絵を自分で体験したり、御窯金磚のボードに馮夢龍の名言を清書したりして、先賢の忠告を銘記する。

調査により、次の段階で、相城区は馮夢龍文化をより深く掘り起こし、文化の創造的転化と革新的発展を推進し、2020年には馮夢龍文化研究センター、民宿、山歌館、広笑府などのプロジェクトを完成させ、馮夢龍の生活のシーンを復元し、「済世救民、清廉潔白」の精神を味わう。

春の相城に来て、たくさんの楽しみを

ゴールデンウィーク期間中、馮夢龍廉政文化教育センターは「健康」をテーマとする「2020馮夢龍村の五月祭」というイベントを行う予定で、「春の景色を存分に楽しみ、馮夢龍村の健康行」をスローガンに、「食品の健康」、「体の健康」、「精神の健康」という三つのシリーズに分けた。「食品の健康」では、野菜の栽培、郷土料理DIY、農創市場、種の見学、勤勉なミツバチゲームが行われ、「体の健康」では、小型な郷土ゲーム運動会、農村歩き宝探しのイベントが行われ、「精神の健康」では馮夢龍読書会、紀行文の募集、TikTok作品の募集が行われる。馮夢龍村も適時に良港湿地公園から馮梗上埠頭までの水上遊び路線を開通するので、観光客は沿岸の田舎風景や船娘が歌った山の歌を楽しむことができる。

最近、ウイルスの防止仕事に合う前提の下で、相城区の全区の各観光地(スポット)、博物館、文体センター、体育館などは続々と対外開放された。春の花見やピクニック、エコなサイクリングツアーのほか、春の相城区の各観光活動もスポットライトを浴びている。同期に発表した「春の花見ツアー」、「春の湖水と美食」、「相城の春の読書」、「春の果物狩り」の四つの路線を通して、観光客が相城で春の美しさを楽しむことができる。伝統的な無形文化遺産により開催されたチャイナドレス花神の園遊会は、美しい景色の中で相城の人文の美しさを呈しし、観光客を大いに楽しませる。一方、現代要素を融合した野外親子芝生コンサートは、相城区の友人や子供たちのために楽しい時間を作り、共に春のすばらしさを感じさせる。陽澄湖観光リゾート、望亭北太湖観光名所、花卉植物園、盛沢湖月季園などの特色ある観光地(スポット)も様々な形で春を鑑賞する特色あるイベントを開催する予定である。「文体の旅に待ち合わせ 相城を心で感じ取ろう」は、今回の自転車ツアーを通して花の香りを楽しむイベントのほか、これから相城は「読書の魅力を楽しむ」「蓮の花の香りを楽しむ」「稲の香りを楽しむ」「蟹の香りを楽しむ」などのイベントも開催される。観光商品が豊富になるにつれ、相城区のセレクト商品路線の宣伝活動も通年を通し、写真やショート動画などの形で相城文化観光路線をさらに広め、より多くの観光客が相城に入り、相城を知ることを期待している。 (通信員:許斌 王宇翔 黄梅)