美しい郷村へ共に赴き「詩と遠方」を感じよう! 第14回江蘇省郷村旅游節がスタート

2023-04-10

交錯する水路、垛田では菜の花が咲き乱れ、いたるところが黄金色に輝く、水の街興化。そんな興化千垛菜花景区で3月31日、第14回江蘇省郷村旅游節が開幕した。素晴らしい春の景色を利用して「水韻江蘇」の美しい田舎を訪れてもらおうと広く呼び掛けている。

旅游節の期間中、省と市の連動により「水韻江蘇・四時万象」百項郷村旅游業態創新示範産品・プロジェクト募集展示活動、「水韻江蘇・ごきげん郷村旅」ドライブ旅行キャンペーン、「水韻江蘇・郷村采風」全媒体郷村ツアーなど3項目の主題活動が展開される。省内各市県が今回の旅游節の主題を巡り、各地の特色に基づきながら、郷村旅游節を祝い、郷村スポーツ・レジャー、郷村親子収穫体験、郷村文化観光融合創新など4類・計百余りの特色ある文化観光活動を打ち出すことになっている。

「郷村を巡る・消費を促す」省全体百項郷村旅游業態創新示範産品・プロジェクトも現場で発表され、美しい生態、産業活性、農民振興をキーワードとした107の産品・プロジェクトが幅広い観光客の豊富な旅行先の選択肢として提供された。
またアリババ、美団、同程、途牛、蘇心游のプラットフォームが共同で江蘇郷村観光の逸品ルートおよびプランをオンラインで発表した。創意ある遊び方を「チェックポイント」、テーマをもたせたオーダーメイドを「セールスポイント」とし、江蘇郷村観光レジャーへの広範な観光客の需要を満たすことを目指している。


会場では省文化・観光庁、省農村信用連合社が共同で「郷旅Eローン」百億資金援助計画を打ち出した。また調印式が行われ、徐州、蘇州、揚州、興化の4市の農村商業銀行と各市の文化観光行政部門との間で、また南京、無錫、常州、句容の4市の農村商業銀行と南京谷里街道など4つの第1期全国郷村観光重点鎮との間で、それぞれ与信契約が交わされた。
ほかにも、泰州興化千垛鎮ワークステーションのパネルも正式に掲げられた。村に駐在するチューターのためのこのワークステーションは「郷村旅遊駐村チューター行動計画」の2.0バージョンによるもので、スタンドからステーションへ、村から鎮(町)へ、チューターによる訪問からチューターの駐在への引き上げが実現された。現在、江蘇省ではすでに無錫市宜興湖氵父鎮、泰州市興化千垛鎮、徐州市銅山伊庄鎮にそれぞれ一軒、郷村駐村チューターワークステーションが設置されている。


「チューターは何度かに分けて集中して村に入ります」。省文化観光庁資源開発処処長の陳勁松は記者にそう答えた。「一回につき2、3日です。彼らは現地の郷村観光発展に対してプロフェッショナルで正確な『問診』を行うのです」。駐村チューターワークステーションの設立により、さらに多くの異なる専門を有するチューターの知恵の集結を一歩進め、さらに多くの郷村観光資源を合理的に整理し、重点地区の郷村観光集積発展を推進していく。
会場では、無錫市恵山区桃源村など10の第4期全国郷村旅游重点村、南京市浦口区永寧街道など3つの第2期全国郷村旅游重点鎮に、それぞれパネルが授与された。
「薛埠鎮は風景秀麗な茅山東路にあります。第一福地、第八洞天という美しい誉れを持つ、悠久の歴史ある革命老区です。また、中国国内外から緑茶の郷としてもよく知られています」。この日、常州薛埠鎮鎮長張金彪など4名の江蘇省第1期全国郷村旅重点鎮責任者が村の代弁者として「出陣」し、幅広い観光客に向けて村のPRを行った。同時に会場では省全体174名の村書記(主任)によるビデオ「私が村の代弁者です」が自動再生され、郷村観光のPRが行われた。


今回の郷村旅遊節のオープニングセレモニーは「メイン会場・サブ会場の連動、省全体市県の参加、オンライン・オフライン並行開催」形式により行われた。メイン会場では「きれいな田舎へ早くおいで!」郷村旅游文化創意、特色ある展示活動、特徴的なデザイナーズトイ、無形文化遺産ダイナミックエキシビジョン、「紫金杯」郷村振興ボランティア生放送、「里下河文化」民俗文芸パフォーマンスなどのイベントが行われた。また市に応じて設けられた省全体13エリアのサブ会場ではイベントおよびメイン会場とのライブ中継が行われた。ほかにも常州、南通、鎮江、宿遷の4つの地域のサブ会場では「マルチスクリーン」により現地の豊かな郷村観光の風貌と優れた文化観光イベントが映し出された。