第四回大運河文化観光博覧会

2022-10-10

 このほど、第四回大運河文化観光博覧会(運博会)が蘇州で開催された。大運河全域に着眼した今回のイベントは、「融合、創新、共有」をテーマに設定し、運河都市の文化観光特別展示会や「シルクロードと運河の出会い」国際展、運河観光コース展、運河無形文化財展、運河デジタル文化観光産業展、運河グルメ文化展など六つのテーマ展示会を行い、省内と省外の運河都市や文化観光機構が連携をとり、大運河ゆかり地域の交流や共有の強化と拡大を推し進めた。

各展示ブースでは人工知能(AI)、拡張現実(AR)、ホログラフィックディスプレイ、センシングなど科学技術のパワーが際立つデジタル技術を用い、文化観光の新境地を作り上げ、文化観光の新業態、新製品、新モデルを展示した。また、時間と空間の限界を突破し、運博会のデジタル展示プラートフォーム「オンライン博覧会」を構築することによって、観光客は家にいながらも博覧会を「クラウド観光」し、運河の魅力を知り、運河文化を吟味することができる。

今回の運博会はアジア、欧州、大洋州の駐中国大使館・領事館、文化観光機関・業者、中国、ASEANなどの28企業・団体のゲスト60人を招き、博覧会及び「水韻江蘇」国際友人運河行というイベントに参加することによって、国際的な人文交流・協力を更に前へ推し進めていく。運博会に参加した海外のゲストは「運博会は素晴らしい」「運博会は文化や観光の交流を促進する小世界だ」と次々と褒め讃えた。