やあ、大阪! 水の趣江蘇がどうやって世界のみんなをファンにしたか、ご覧あれ

2023-11-07

江蘇の水の趣の美しさを活き活きと、かつ立体的に展示するため、10月26日から29日の間、「水の趣江蘇」は山海を越え、延べ人数10万人を超える2023「ツーリズムEXPOジャパン」日本観光博覧会に参加し、海外の観光客に向けて心からのお誘いを届け、江蘇観光への願いと祈りを集めた。

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Nihao China! Nihao Jiangsu!

今回の博覧会には江蘇や中国の多くの省・市が参加、中国パビリオンで一斉にお目見え、斬新な文化観光イメージ「Nihao China」について共に語った。中国の重要な経済・文化・観光の大省であり、中華文明の重要な発祥地の一つである江蘇。そこでは四大世界遺産――蘇州古典園林、広大で雄壮な明孝陵、千年の流れ中国大運河江蘇段、広大な原生態中国黄(渤)海渡り鳥生息地が数珠つなぎとなって、江蘇のイメージ背景を形作り、水の趣江蘇の世界レベルの名刺を見せつけている。

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江蘇文化の身代の厚さは、展示台の陳列物からもその一部をうかがうことができる。南京剪紙、蘇州団扇、宜興紫砂壺、南通藍印花布など江蘇の代表的無形文化遺産芸術品が目白押しで、引きつけられた多くの参観者は足を止めて鑑賞していた。中国パビリオンのイベント司会者として江蘇ブースにやってきたのは、東京中国文化センターの八木さんだ。彼のネクタイは南京雲錦制作で作ったもので、上品さとおしゃれさを両立していた。

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このほかにも、文化観光宣伝資料を豊富にそろえ、大河・川・湖・海から名勝古跡、無形文化遺産の伝承に到るまで、違った角度から江蘇の美しい自然風景と深くて厚い歴史・人文を展示した。文化観光宣伝資料は中国駐大阪観光代表処の公式ホームページでも公開されている。江蘇についてさらに理解したい方々はぜひご覧になっていただきたい。

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中国パビリオン内には無形文化遺産インタラクティブエリアが設けられ、江蘇からは揚州雕版印刷と蘇州団扇手描きイベントがやってきた。京都から訪れた坂井さん一家は自分の手を使ってDIY木刻版画に取り組み、古人の匠の心と知恵を活かして創意満点の美しい作品を刷り上げ、中国古代伝統技芸の豊かさと奥深さを身体で理解した。杉本さんと吉田さんはスタッフと一緒に団扇の歴史と工芸を学んだ。配色に考慮しながら注意深く絵を描くと、彼女たちの目の前には文化の特色と美しい寓意を受け継ぐ団扇が現れた。

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優れたプロモーションと観光コース、独特の江蘇は遊びつくせない

10月27日夜、中国パビリオンでは「Nihao China」中国の夜イベントが開催され、中国駐大阪総領事館方煒総領事が出席、あいさつを行った。イベント会場では中国駐大阪観光代表処によって2023中国観光おすすめ厳選コースも発表され、『博物識趣、時空を越えた対話』――蘇州、無錫、南京4日の旅がみごと中国観光特別コースのトップ5入りを果たした。また、『水の趣江蘇をそぞろ歩きして、世界遺産の秘密を探る』――蘇州、南京、揚州4日の旅もともに中国観光代表コースに選ばれた。

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10月29日のプロモーション・コーナーでは、江蘇観光(日本)ピーアールセンターが、美しい映像、アニメーション、図や文章を使った質疑応答を通じて、江蘇省四大世界遺産について総合的に生き生きと興味深いプレゼンテーションを行った。その息を呑むような美しさで世界の眼を驚かせる秘宝は、会場の観衆の憧憬を誘い、来場者はみな真剣に耳を傾けていた。質疑応答コーナーになると、来場者たちはさらに奮ってイベントに参加した。雲錦、蘇州刺繍、絨花、塩雕など江蘇の特色あるプレゼントを獲得した日本の市民たちは、江蘇の文化と自然の魅力を深く理解するこのような機会に恵まれてありがたいと、次々に感謝の言葉を口にしていた。

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今年、日本と中国のインバウンド市場は一歩一歩回復しており、日本の観光博覧会開催成功は今後各国の観光業界の相互往来にとって良い交流の舞台を提供することになる。開会式には岸田文雄首相がビデオメッセージを寄せ、菅義偉前首相も中国パビリオンを訪れ参観・交流を行った。水の趣江蘇の今回の展覧参加は、江蘇の豊富な観光資源を充分に展示し、江蘇の魅力についての海外の観光業界人や幅広い市民の理解を増すことにつながった。また今回、江蘇展示ブースはアンケートを通じて日本の市民が市場回復後に旅行に出たいかどうかを理解し、同時にピーアールセンターは読売旅行、阪急交通社など日本の観光業者と交渉し、双方の交流と協力をさらに一歩促進した。博覧会は4日と短かったものの、海外の観光客に江蘇を訪れて詩と遠方を尋ねようと心から誘った。さあ、江蘇の水の趣の美、人文の魅力を体験し、世界中の友人たちと美しい景色を共に鑑賞し、文明相互参考交流を果たそうではないか。