江蘇文化観光消費プロモーションシーズン省外集中プロモーションウィークが広東上陸

6月17・18日、江蘇文化観光消費プロモーションシーズン省外集中プロモーションウィークが広東省にお目見えした。広州、深センの２会場に分かれて盛大なプロモーションイベントが開催され、心を込めて選び抜かれた文化観光産品だけでなく誠意溢れる優待政策も届けられ、広東の旅行客たちに「水の趣 江蘇」の美しさを感じるよう呼びかけた。

文化観光プロモーション、江蘇の魅力を全方位にアピール

古くより文人墨客が恋焦がれた江蘇は、風光明媚な自然と悠久の歴史や文化が伝わる土地である。ユネスコの無形文化遺産11項目、国家級無形文化遺産代表的項目161を擁し、その数はともに全国でもトップクラスである。プロモーション会では南京大学歴史系（学部）の胡阿祥教授が古今を通観しながら、「天が半分を作り、人が残り半分を作った」と形容される江蘇の独特の世界遺産を紹介し、「江蘇に来て、ほかにはない文化観光を体験してください」と広東の観光客たちに呼びかけた。

江蘇は飲食の方面でも引けを取らない。歴史的にも独特の水郷の味が残されているここでは、中国四大料理の一つ淮揚料理も誕生しており、揚州、淮安は世界美食の都にも選ばれている。会場では美食プレゼンテーター楊静舒に江南の水郷へと導びかれた観衆たちが文化とグルメの融合の魅力を感じ、「舌の上の江蘇」を味わった。

イベント会場では江蘇省各市のプレゼンテーターが順番に舞台に上がり、それぞれの街の特色で観光客たちを引きつけ、多くの土地の文化観光部門が豊富な文化観光優遇政策を発表した。会場の外では特色ある市が立ち、現地住民のために準備した選りすぐりの文化観光産品とそれぞれの地方の文化的特徴を展示した。

政府によるプラットフォーム設置、eコマース業者の消費優待サービス

オンライン観光プレゼンテーターによって最新オンライン主題観光ルート攻略と最新観光優遇サービスが発表された。Ctrip（携程）は専門観光ルートをプレゼンテーションし、広東の観光客に向けて300万元超の産品優遇をリリースした。Tongcheng（同程）は江蘇文化観光ブラインドボックスを打ち出し、7大品類総価値200万元の賞品を提供した。美団はオンライン「水の趣 江蘇・朝七晩十」ブランド館を設け、昼間の観光からナイトツアーまで覆う文化観光消費の新たなシーンを打ち出し、広東のユーザーにクーポンチケット産品を提供した。

イベントでは両省の文化観光資源の多方面的展示を通じ、両地の文化観光業の強みの相互補完、共同発展を推し進め、両省間の観光客相互供給、産品相互プロモーションを促進し、新たな文化観光消費のホットスポット打ち出し、「運命を共にする関係」および相互利益的発展実現することを図った。

強者の連携、文化観光の「友達の輪」を拡大

江蘇、広東の料地はともに文化観光発展の水準が高い大省であり、これまで互いを観光目的地および重要な顧客市場としてきた。今年以降、文化観光市場の復旧に従って、質の高いバカンスやレジャー観光は再び両省の顧客資源の優先事項となっている。判明しているところによると、今年、広東省が組織した旅行社は十万人規模の広東人江蘇巡りイベントを組織しており、平均して毎週50近くのツアー団体が江蘇観光に赴いている。

プロモーション会では、江蘇、広東両省の重点文化観光企業がステージ上にて調印を行い、両省の旅行会社の深い双方向的協力、顧客資源の相互提供を推し進め、さらに多くの江蘇の観光客に広東を理解し、味わってもらい、同時に広東の顧客たちに江蘇へ来てもらい、好きになってもらうよう働きかけることが合意された。

今後は引き続き、江蘇文化観光消費プロモーションシーズン省外集中プロモーションウィークは山東省青島に赴き、「水の趣 江蘇」のブランドの効果と利益をさらに拡大し、「水の趣 江蘇」文化観光産品の鎖を強め、地元の人を喜ばせ、遠方からでも人を呼べる「水の趣 江蘇」の良さ、津々浦々に届く魅惑の力を展示していくことになっている。