「水の趣江蘇」と世界の対話：海に漕ぎ出す文化を@Visit Jiangsuが先導

江蘇省文化・観光庁の海外SNSアカウント@Visit Jiangsuは今年から全国省級文化や観光ニューメディア国際伝播力ランキングで常に上位を走っている。文化観光産業指数実験室は2023年6月、全国省級文化および観光ニューメディア国際伝播力指数報告を発表し、江蘇省の総合評価指数は全国一に輝いた。なかでもツイッターの伝播力と海外映像プラットフォーム指数はともに全国一となった。では、@Visit Jiangsuはいかにして世界中でファンを独占したのだろうか。そんな江蘇式の「秘訣」をともに明らかにしよう。

世界無形文化遺産に焦点を当てホットな映像を送り出す

ユネスコ「人類の無形文化遺産の代表的一覧表」に「中国の伝統製茶技術とその関連習俗」が登録されてからというもの、@Visit Jiangsuは江蘇茶文化とその関連産品ルートをプロモーションしてきた。なかでもオリジナル撮影の《茶と天下・蘇韻雅集》はユネスコ総本部でプロモーション放映され、蘇州洞庭湖碧螺春、南京雨花茶、揚州富春茶点（茶菓子）などの中国伝統製茶技芸を全面的に表現し、観衆は「水の趣江蘇」の深くて厚い歴史や文化、そして独特の街の気品をどっぷりと体感した。

主題映像を撮影して江蘇文化の脈絡を尋ねる

茶文化をキーワードに、@Visit JiangsuはYouTube、TikTokという二大メジャープラットフォームにて「水の趣江蘇」の美しい風景、美しい人文、美味しい味、美しい生活、美しい発見をテーマとするシリーズもののショートムービーを発表している。《多彩な江蘇》《海が青くなるまでずっと》《水の趣の友、バックステージ・ストーリー》など、「人に会い、風物を眺め、生活を覗く」という手法で、「水の趣江蘇」文化観光ブランドイメージを全方位多角的に表現し、江蘇文化観光の新産品・新ルートを売り出し、中華文明と江蘇文化の伝播力・影響力をさらに一歩高め、中国物語江蘇篇を物語っている。

伝統文化を伝えて東方の神韻をアピールする

世界四大文明の歴史ある国の一つとして、同時に世界無形文化遺産最多国として、中国の悠久の歴史と文化的奥深さは全世界の観光客にとって強烈な魅力を持っている。江蘇は中国の豊富多彩な文化的宝庫の一つとして、まさにクリエイティブでオリジナリティある手法で自らの深遠な文化の伝承を守り発展させている。今年から@Visit Jiangsuの国外SNSメディアはFacebook、Instagram、Twitter、YouTube、TikTokという五大国外SNSプラットフォームで映像、写真やイラスト、文章、アニメーションなど様々な創意ある手法で幅広い海外ファンを引きつけ、仲間にしていて、その数は全世界100近くの国家・地区を覆っている。

双方向性あるトピックを設けて青年層の受け手を引きつける

インタラクティブを満喫してもらう、それが@Visit Jiangsuの秘密兵器だ。上半期は計６つを越えるパズル、迷路、セイムゲーム、間違い探しなどのゲームを公開することで、オンラインによる双方向性を媒介とし、海外の人々に楽しみながら江蘇の文化遺産を学び興味関心を持ってもらい、江蘇の文化的至宝の注目・保護ブームを巻き起こそうとしている。

どの文化観光ブランドにとってしても、海外観光客を動かすために「伝統文化」に狙いを定めることは、きっと間違ないやり方だろう。

相互性と注目度を強化して海外の「友達の輪」を広げる

「水の趣江蘇」の伝播体制を構築するため、@Visit Jiangsuは在パキスタン中國大使館文化参事官でありパキスタン中国文化センター主任を務める張和清、CGTN、JSBCIなど海外の影響力ある人気アカウントや比較的良好に運営されている国内文化観光部門公官メディアと頻繁にやり取りをして、相加効果を生み出している。

@Visit Jiangsuは今後も引き続き「水の趣江蘇」文化観光ブランドがさらに大きな影響力と伝播力を持ちうるように、また「水の趣江蘇」文化観光ブランドの新イメージをさらに広い舞台に売り出して江蘇省を文化強国先進区や世界の重要な旅行目的地とするよりよい助力となるために、海外の受け手に好まれる興味関心と表現形式を深く掘り下げ、普及促進を押し広げ、「水の趣江蘇」と世界の対話を深め続けていく。